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引越をして、TVのない生活になってから久しいので、
最近のTV事情、CM事情に全く疎いのですが、
世間ではソフトバンクのCMがそれなりに受けているようです。
上戸彩×黒人×犬×お母さんのよくわからない組み合わせが、
ハイセンスというか、わからないなりのミスマッチ具合で、
面白いと思う人が多いみたいです。よく知らないけど。
このブログのコメント欄で、
お父さん役の犬にどんな事をして、あの演技をさせているのか、
というコメントをしてくれた方もいました。
確かに犬の側から見れば、端迷惑なだけかもしれませんが、
多くの人は恐らくそこに疑問を持たずに楽しんでいるんだと思います。
1年前のあの「キミちゃんCM」から考えると、
よくここまでイメージを良くしたし、
実際販売実績も残し、すごく躍進しているんだなぁと驚きます。
そして今から考えると、
あのCMも現在のこの状況を作るのに一役買っているのではないかとも思えてしまいます。
結局、評判の善し悪しなんか関係なく、
まずは人の話題にのぼるだけでよかったんじゃないかと。
ネガティブキャンペーン?という言葉が正しいかどうかわかりませんが、
極端に良くても、極端に悪くても人は話のネタにします。
そして制作者が極端に良いCMを作るのはすごく難しいですが、
極端に悪いCMを作るのは、極端に良いCMを作るよりもいくらか容易なのではないでしょうか。
そう考えると、あの段階のソフトバンクが、
まずは人の噂に上るための、より確実な方法があのCMだったのではないかと。
それはもちろん、同時多発的に出ていた他の広報物(キャメロンディアスとかのCMとかホワイト割とかの宣伝)
という下地があってこそのものだと思いますが。
1年経って、SB社が健闘している姿を見ると、
後付けながらもこんな風に考えてしまいます。
ちょっと考え過ぎかも。